オリオン通りPJ

オリオン通りPJ

    駅周辺から商店が密集する商業地へつながる大事な動線として、歩行者が主役でいられる通り、わざわざ寄り道をしたくなる通り、まちなかを歩いて回遊することのきっかけになるような通りのあり方を考えます。

なぜこのプロジェクトに取り組むの?

オリオン通りは、花小路、オリオンスクエアからかすがもーるへ、南北の商業エリアを結ぶパイプとして重要な役割を担っている道路です。車の通行がとても少なく、北側の約半分は歩行者専用道でもあるほか、隣接する岡島跡地に建設される再開発ビルの商業フロアにも面しており、多様な人の流れを集め、つなぐ場所として大きな可能性を秘めています。

再開発ビルの完成に合わせて道路整備を行う計画もあり、ここに民間プレイヤーの視点や強みも取り入れることで、居心地のよいたまり空間を生み、まちなかの情報が集まり、日常的な出店や恒例イベントなど日々の楽しみが増す営みをつくることができ、ひいては周辺商業地の回遊拠点となることができるのではないかと考えています。

どんなゴールを目指しているの?

わざわざこの道を歩きたくなる、個性が集まり輝く「ウォーカブル」な通り道をつくる

道路の管理者である甲府市、沿道商業施設、また山梨中央銀行らと連携し、滞留空間に富み、イベント出店もしやすく、わざわざ歩きたくなる道路空間の実現を目指します。マルシェやポップアップストアの恒例化や、掲示板の自走化に向けた仕組みづくりに取り組みます。

オリオン通りPJ
日常化していく上でのポイントは?
  • マルシェなどの路上空間活用が恒例化し、道路空間の活用が持続すること。そのために必要なハードや仕組みを備えること。
  • 歩行者が主役となる道路の実現に向けて、交通の観点から公民でできることを重ねること。
  • 歩行者が主役となる道路の実現に向けて、沿道とのつながりをつくる観点から公民でできることを重ねること。
どこと連携していくの?
  • 道路の整備・利活用促進 : 甲府市(まちづくり部等)
  • 民有地の整備・利活用 : 沿道商業施設、山梨中央銀行等
  • 滞留促進などのサービス(椅子テーブル、掲示板等) : 民間プレイヤー(APメンバー他)

推進メンバー

宮沢 喬

宮沢 喬

VISUAL AND ECHO JAPAN
稲山 貴則

稲山 貴則

株式会社 稲山貴則建築設計事務所
清水 柊子

清水 柊子

VISUAL AND ECHO JAPAN/文化沼
雨宮 潔

雨宮 潔

株式会社岡島
甲府まちなかエリアプラットフォーム 会長
宮川 史織

宮川 史織

株式会社DEPOT
甲府まちなかエリアプラットフォーム 副会長
野呂瀬 亮

野呂瀬 亮

ライター
金子 真優

金子 真優

山梨中央銀行
プロジェクトリーダーからのメッセージ

「「おはよう!」とか「こんちわ!」とか、何気ない会話の一つ一つが日常の幸せであるように、ふらっと誰かに会えることがまちなかの魅力だと思ってます。歴史あるオリオン通りが甲府にとって、数々の思い出が交差する大事な通りであるように、これからもずっとそうであるように、このプロジェクトを通じて、小さな出会いやストーリーがたくさん生まれる通りを目指していけたらと思います。」
宮沢 喬(有限会社VISUAL AND ECHO JAPAN/オリオン通りPJリーダー)

2025年度の取り組みは?

昨年度の社会実験で確認したニーズや運営上の課題を踏まえ、今後のハード整備やサービス自走化に向けてより一歩踏み込んだ検証を行うべく、一定期間の社会実験を行います。

実施期間
2025年8月20日(水)~11月30日(日)
実施内容
仮設的な居場所空間づくり
・オリオン通りへイス、テーブル、ベンチの設置
・山梨中央銀行の植え込み周りの滞留空間づくり
・それらの運用方法のパターン比較

街コンテンツPJと連動した情報発信掲示板づくり
・掲示板の設置

自転車走行抑制の仕掛け
・自転車走行抑制のためのサインの設置

居場所化を引き立てる仮設照明
・仮設照明の設置

恒例化できそうな少数店舗出店
・少数店舗出店
協力
・山梨中央銀行およびオリオン通り沿道のみなさま

2024年度の取り組みと検証結果は?

この場所の特徴を踏まえて「目指す姿」を描き、それを仮設的な空間やイベントで表現しました。そして、そのような場が地元の人々に求められているのか、まちなかでの日常を豊かにするものなのか、などの観点から検証を行いました。

実施期間
2024年10月1日(火)~31日(木)
実施内容
仮設的な居場所空間づくり
地元の建築設計事務所が主となり、山梨県産の檜材を用いたオリジナルデザインのベンチ、テーブル、オーニングをDIYで製作した。それらをオリオン通りに置き、利用者が自由に動かせるストリートファニチャーとして使用した。

情報発信掲示板の設置
甲府のまちなかにまつわる対談や、まちのイベント情報、甲府のお気に入り情報などが編集され、また誰でも書き込める黒板のある掲示板を設置した。

マルシェ等のイベントの開催
日常を彩るささやかなイベントとして、平日夕方に行うナイトマルシェや日曜のお昼に行うサンデーマルシェ、また平日ランチ時のポップアップ出店を試験的に開催した。
協力
・山梨県
・オリオン通り沿道のみなさま
・株式会社 髙野塗装店

検証結果

イベントの効果が顕著!
社会実験前と比べて、休日はアクティビティの量が倍以上に増加し、イベントの日はそのさらに10倍以上に増えていた。まちなかで過ごすきっかけをつくり、特にイベントの効果が顕著だとわかった。

とても高い満足度!
来場者の97%がこの場に満足し、近隣生活者や一般の方からも多くの肯定的回答が得られた。

まちなかで過ごす時間が増える!
8~9割の方が、このような場所があることで「まちなかで過ごす時間が増えるきっかけになる」「誰かと一緒にまちなかに出かけるきっかけになる」と考えていた。