サーキュラーPJ

サーキュラーPJ

    コンポストやリユースなどの循環型の取り組みを、ひとつずつ実践し、仲間を増やしながら、誰もが参加できるような仕組み化をしていきます。

なぜこのプロジェクトに取り組むの?

サーキュラーとは「循環」を意味しており、大量生産・大量消費・大量廃棄型の経済を脱して、資源の効率的・循環的な利用を図りつつ、付加価値の最大化を目指すことを指しています。

循環型社会への関心は徐々に高まっています。サーキュラーな取り組みを通じて、それらに関心のあるまちなかの店舗や利用者の方々の間に新たなつながりをつくることはできないかと考えています。人と人のつながり、人とお店のつながり、お店同士のつながりが増えれば増えるほど、まちなかならではの循環システムが強化されるだけでなく、人々がまちなかへ訪れ、まちなかで過ごすきっかけも自ずと増えていくと考えています。

どんなゴールを目指しているの?

甲府のまちなかの特性を活かした、循環システムをつくる

コンポストやリユースなどの循環型の取り組みを、ひとつずつ実践し、仲間を増やしながら、誰もが参加できるような仕組み化をしていきます。

日常化していく上でのポイントは?
  • コンポストやリユースなどに当たり前に取り組める仕組みをつくること。
  • 共感者を増やしながら、手の届く範囲の小さなコミュニティを様々な場所・場面で生み出していくこと。
どこと連携していくの?
  • 甲府市(環境部)
  • まちなかの周辺店舗
  • コンポスト、植木などの専門家

推進メンバー

渡辺 一博

渡辺 一博

KEIPE株式会社
宮川 史織

宮川 史織

株式会社DEPOT
甲府まちなかエリアプラットフォーム 副会長
赤池 有花

赤池 有花

MARLU SOUP/KEIPE株式会社
齋藤 高志

齋藤 高志

LLCまちづくり甲府
大須賀 仁彦

大須賀 仁彦

LLCまちづくり甲府
プロジェクトリーダーからのメッセージ

「サーキュラーの取り組みには、地域から出るゴミを減らしたり、地域の繋がりを新たにつくっていくという意義があると思います。私自身はこれまでもCycleという古材と古道具のお店を運営することで、廃棄されるものの削減や地域資源の循環に取り組んできました。このPJでは、より多くの方に関わって頂き、大きな動きにしていきたいと思っているので、興味がある方はぜひ一緒に取り組みましょう!」
渡辺 一博(KEIPE株式会社/サーキュラーPJリーダー)

2025年度の取り組みは?

昨年度の社会実験で確認したニーズや運営上の課題を踏まえ、今後の仕組みづくりやコミュニティづくりに向けてより一歩踏み込んだ検証を行うべく、一定期間の社会実験や、専門家による講習会を行います。

実施期間
2025年8月~2026年3月頃
実施内容
生ゴミを堆肥化し、まちなかの緑を増やす仕組みを実現する
・まちなかの飲食店等で出た生ごみの堆肥化をする
・堆肥の活用先としてプランターを制作し、まちなかの緑を増やす
・一連の取組みを通じたコミュニティをつくる
・持続的な活動に向けて、コンポストの知識を得る

リユースタンブラーと給水スポットで、まちなか回遊を促す仕組みを実現する
・まちなかの飲食店等と連携し、リユースタンブラーを借りれるスポットを増やす(ぶらぶらタンブラー@諏訪の仕組みを導入)
・まちなかの飲食店等と連携し、気軽に給水できるスポットを増やす
・リユースタンブラーや給水スポットの運用を通じたコミュニティをつくる
・リユースタンブラーと給水のスポットを利用者に発信する

2024年度の取り組みと検証結果は?

発酵・ジュエリー・クラフトが集うマルシェイベント「こうふはっこうマルシェ2025」に出展し、サーキュラーの取り組みに対するニーズ把握、効果・課題の検証を行いました。

実施日
2025年3月1日(土)
実施内容
サーキュラーに対する意識・ニーズ調査
・連携候補となる飲食店へのアンケート調査
・利用者である消費者へのアンケート調査

まちなかでコンポスト活動を行った時の実感や課題点の確認
・コンポストカートを設置し、会場から出た生ごみを回収・計量
・不適物を取り除き、生ごみのみコンポストカートへ投入・堆肥化

検証結果

サーキュラーな取組は、消費者にとってポジティブなメッセージになりえる!
サーキュラーな取組をしている飲食店に対しては、「応援したくなる・そういう飲食店を選択するようになる」と回答した人が約7割と最も多かった。

堆肥づくりでは、専門的知見・用地・関わってくれる人・記録が重要!
堆肥化工程の技術的指導や良質の堆肥を作るための条件を知るためには、専門家に関わってもらう必要がある。

※社会実験の内容や検証結果の詳細が知りたい方はこちら