舞鶴城公園南広場PJ

舞鶴城公園南広場PJ

    駅から南側商業地への回遊拠点として、またビジネスマンや年配から子連れの方など、多様な人がゆったりと過ごせる場にするために必要なしつらえや活動を考えます。

なぜこのプロジェクトに取り組むの?

舞鶴城公園南広場は、甲府駅と南側の商業地の中間に位置しており、近隣には市内有数の子ども屋内遊び場「おしろらんど」や商店街・再開発ビルなどの商業集積、また県庁や市役所があるなど、多様な人の流れをつなぐ場所として大きな可能性を秘めています。また甲府城という一級品の文化財の中に位置しており、甲府城を眺める視点場でもあります。

この芝生広場では山梨県による公園整備が計画されています。ここに民間プレイヤーの視点や強みを加えることで、居心地のよさをさらに高め、景観的にも文化財と調和し、また文化財の価値をよりじっくりと堪能でき、さらには南側の商業地への回遊拠点となることができるのではないかと考えています。

どんなゴールを目指しているの?

だれでも思い思いに過ごせる居場所、歴史と人とまちをつなげる「スクランブル」な広場をつくる

公園の管理者である山梨県と連携し、甲府城という文化財の価値を享受しながら、思い思いに過ごせるこの広場にふさわしい品格あるハード整備の実現を目指します。また、ピクニックシートの貸し出しサービスなど、民間プレイヤー側のサービス自走化に取り組みます。

舞鶴城公園南広場PJ
日常化していく上でのポイントは?
  • 居心地のよい日陰、子どもが道路へ飛び出さない工夫、夜も魅力的かつ安心できる照明など、日常利用に求められるハードを備えること。
  • 日常利用の背中を押す“ささやかなサービス”を、周辺事業者が連携しながら仕組み化すること。
  • 中小規模のイベントが日常的に開催されるように、イベント開催の負荷を下げる設備を備えること。
どこと連携していくの?
  • 公園の整備・利活用促進 : 山梨県 (景観まちづくり室、中北建設事務所)
  • 公園の整備・文化財保存活用 : 山梨県 (文化振興・文化財課、埋蔵文化財センター)
  • 滞留促進等のサービス : 民間プレイヤー、周辺店舗

推進メンバー

雨宮 潔

雨宮 潔

株式会社岡島
甲府まちなかエリアプラットフォーム 会長
宮川 史織

宮川 史織

株式会社DEPOT
甲府まちなかエリアプラットフォーム 副会長
赤池 有花

赤池 有花

MARLU SOUP/KEIPE株式会社
佐賀 桃子

佐賀 桃子

山梨県埋蔵文化財センター
プロジェクトリーダーからのメッセージ

「公園で色々な方が寛ぎながら豊かな時間を過ごす様子は、それを見る人の心も潤わせてくれます。特別なイベントなどなくても幸せな空間になる、そんな公園を目指して、将来の改装に活かせるような社会実験を目指します。」

雨宮 潔 (株式会社岡島/舞鶴城公園南広場PJリーダー)

2025年度の取り組みは? 

昨年度の社会実験で確認したニーズや運営上の課題を踏まえ、今後のハード整備やサービス自走化に向けてより一歩踏み込んだ検証を行うべく、一定期間の社会実験を行います。

実施期間
2025年8月20日(水)~11月30日(日)
実施内容
仮設的な居場所空間づくり
・城址への眺めを確保(交差点からの視線の抜けを確保)
・文化財へと馴染むデザインでの日陰の提供
・ベンチ等の滞留のための什器の設置
・スマホスタンドやミスト等による快適性向上
・車止めベンチによる車道への飛び出し抑制

居場所化を引き立てる仮設照明
・仮設照明の設置

居場所化を引き立てるソフト事業
・広場の日常利用を後押しするグッズの貸し出しサービス
・「できます看板」の設置

恒例化できそうなイベント/出店
・少数店舗出店
・民間イベント利用の呼びかけ/とりまとめ
協力
・山梨県(景観まちづくり室、中北建設事務所、文化振興・文化財課、埋蔵文化財センター)
・ヴァンフォーレおしろらんど

2024年度の取り組みと検証結果は?

この場所の特徴を踏まえて「目指す姿」を描き、それを仮設的な空間やイベントで表現しました。そして、そのような場が地元の人々に求められているのか、まちなかでの日常を豊かにするものなのか、などの観点から検証を行いました。

実施期間
2024年10月1日(火)~31日(木)
実施内容
仮設的な居場所空間づくり
広場の居心地を向上させるために、直射日光を避けるしつらえや、子どもの飛び出しを抑制するベンチを設けた上、既存ベンチにプランターを交えて再配置してたまり空間をつくった。

周辺の店舗が連携したピクニックシートの貸出
県産の和紙を使ったピクニックシートを用意し、広場の近隣店舗が連携して「どの店で借りても、どの店に返してもいい」という貸し出しサービスをスタート。社会実験終了後も継続。

イベントの開催・飲食ブースの設置
社会実験の初日にオープニングイベントを開催した。3つの出店ブースをつくり、昼と夜で飲食店に出店してもらった。また、ヴァンフォーレ甲府とおしろらんどがコラボした運動教室を開催した。
協力
・山梨県(景観まちづくり室、文化振興・文化財課、埋蔵文化財センター)
・ヴァンフォーレおしろらんど

検証結果

思い思いの過ごし方ができる広場になれる!
若者(特に女子学生)や親子連れを中心に、社会実験前と比べてとても多様な過ごし方ができる居場所に変化した。特に休日はバランスよく色々なアクティビティが見られた。

甲府城やその歴史文化への愛着が深まるきっかけになる!
来場者の99%が社会実験でつくった場に満足した。また、甲府城への眺めを大切にしつつ、居心地よく滞在できる広場があることが、甲府城への愛着を深めていくきっかけになると感じた方が約9割もいた。

まちなかで過ごす時間が増える!
8~9割の方が、このような場所があることで「まちなかで過ごす時間が増えるきっかけになる」「誰かと一緒にまちなかに出かけるきっかけになる」と考えていた。