よくある質問

甲府まちなかエリアプラットフォームに関して、よくいただくご質問をまとめました。プロジェクトへの参加方法や取り組み内容など、気になる点がございましたらまずはこちらをご確認ください。

そもそもどういう経緯で始まったの?

甲府のまちなかエリアには、居住世代バランスの偏りや活力の低下、空き家・空き地等の増加など、解決すべき様々な課題があります。また、新型コロナをきっかけとしたライフスタイルの多様化や、リニア中央新幹線の開業など、大きな転換期を迎えています。

このような課題や転換期は、行政だけでも民間だけでも乗り越えることはできません。そこで、行政と民間がお互いの強みを活かし合いながらまちなかの将来像を描き、変化を生み出していくための仕組みや場を整える必要がありました。

そこで、甲府市が起点となり、官民連携まちなか再生推進事業として国土交通省の支援を受ける形で2022年度から検討がスタート。翌2023年度には正式にAPを立ち上げ、徐々にメンバーを増やしながら、公民の担い手それぞれが主体性を発揮して甲府まちなか未来ビジョンの検討を進めてきました。

「ビジョン」って何?なぜ必要なの?

ビジョン(Vision)とは、理想の未来像を描き、みんなの道しるべとして共有するものです。これを共有することで、個々の目標や取り組み方は人それぞれでも、お互いに協力しながら共通の未来に近づけていくことができます。

APでは、日々の暮らしを豊かにする甲府のまちなかの未来像を、民間と行政が力を合わせて描き、ともに実現を目指しています。2023年度には基本方針を示し、2024年度に社会実験を通じた検証活動を行い、多くの市民の方々の声を集めた上で完成させました。

まちなかに変化を生み出すことは大きな挑戦であり、一人ひとりの努力に加えて、みんなの力を合わせることが欠かせません。そのためにも、APではより多くの人々とビジョンを共有し、ともに取り組んでいきたいと考えています。

APメンバーはどのように選ばれたの?誰でもなれるの?

まちなかで活動を行っている様々な方々へのヒアリング、意見交換、ワークショップ等を通じて、甲府市と推進コンサルタントがAPの初期メンバーを選定しました。

APメンバーは、プレイヤー、サポーター、アドバイザーという3つのポジションと事務局(甲府市地域デザイン課)から成っています。プレイヤーは自らが公民連携プロジェクトの主体となる意思が強いこと、サポーターは業界に通じ、プレイヤーの活動を支える助言ができること、アドバイザーはまちづくり等の専門的視点からプロジェクトへ助言ができること、などの観点から選定されました。

2023年度のAP立ち上げ以降はAPメンバーの推薦などに基づき、徐々にメンバーを拡大しています。現在はAPメンバーの公募は行っていませんが、特定のプロジェクトの企画・運営をサポートいただく「PJメンバー」は応募を受け付けており、一定期間PJメンバーとして協働した後に、双方の意向によってAPメンバーとして加入いただくケースも想定しています。

また、APメンバーやPJメンバーよりもライトにAP活動に関わることができる「甲府まちなかパートナーズ」というグループも設けています。

※PJメンバーへの応募を検討いただいている方は問合せフォームからご連絡ください
※「甲府まちなかパートナーズ」に参加したい方はこちらをご確認ください

「リーディングエリア」って何?どのように決まったの?

甲府のまちなかは駅南北の広い範囲にわたっており、最初から全ての範囲で取り組みをスタートさせようとするとリソースが分散して大きな変化につながりません。そこで、最初に注力する活動エリアを絞り、一定期間そこで集中的に取り組むことでまちなかの変化の起点を生み出し、段階的にまちなか全体に波及させていこうと考えました。この最初に注力する活動エリアを「リーディングエリア」と呼んでいます。

具体的には、民間プレイヤーの声が多く集まった駅南側の半径400メートルの範囲をリーディングエリアに設定しました。駅南側にはあまり使われていない公園や歩行者専用道などが点在しており、これらを有効活用することでまちなかの変化につなげたいという声が多く集まっています。また、既存の商業集積(繁華街)とも重なっているため、ここにより多くの人を集めることで、エリアの価値自体が高まることも期待できます。

図出典:甲府まちなか未来ビジョン2025
図出典:甲府まちなか未来ビジョン2025

7つのプロジェクトはどのように決まったの?今後も変わらないの?

AP以外の民間プレイヤーも交えた議論の中で出てきた「自らやりたい!」というアイデアの中から、下記の観点を踏まえていくつかの重点的なプロジェクト候補を抽出しました。その後、社会実験などを通じて一部ニーズ検証も行い、最終的に7つのリーディングプロジェクト(公民連携で事業化を目指す活動)をAPで決定し、ビジョンにも反映しました。

<プロジェクト選定の基準>
・ビジョン実現に向けたインパクト(=公益性)がある
・担い手候補がいる(やりたい・やれる人がいる)
・実現可能性がある程度見込める
・リーディングエリア内である(将来的にはリーディングエリア外への波及も視野に入れるが、当面はエリア内に力を注ぐ)
・3つの戦略の柱のいずれかと関係している(①居心地のいい場所をつくる!/②甲府らしい活動をつくる!/③つながりやすい導線をつくる!)

将来的にAPとして新たなプロジェクトを立ち上げる可能性もありますが、中間ゴールである2027年度までは7つのプロジェクトの自走化・定常化に注力していきます。なお、検証を進める中で「自走化・定常化は困難」と判断したプロジェクトについては中止を検討するなど、限りあるリソースの最適配分に努めます。

「社会実験」って何?

「社会実験」は新たな事業を本格的に実施する前に、場所や期間を限定して試行し、実現性や持続性に関する検証を行うことです。これにより、利用者のニーズや運営上の課題などをあらかじめ把握・改善し、事業の実効性を高めることができます。

例えば、公園にベンチを置くと人の行動はどう変わるのか?どれくらい利用されるのか?どんな利用があるのか?利用者は満足しているのか?周辺に住んでいる方々は問題を感じていないか?

これらのことは、実際に公園にベンチを置いてみて、利用状況を調査したりアンケートを実施するとわかってきます。このようなかたちで「実際にやってみて、データをとって検証する」というのが社会実験です。ですので、一見ベンチをたくさん置いてイベントをしているように映るかもしれませんが、イベントとはねらいが全く異なる取り組みです。

APのプロジェクトはいずれも「ぐるぐる歩いて巡りたくなるまちなかにする」ことをねらっており、効果を発揮させるためには継続的に取り組む必要があります。そのためには、行政に公園や道路を再整備してもらうことや、なんらかの収益を上げて活動資金を調達する、つまり事業化することが重要になってきます。

APの社会実験の主なねらいは、行政へお伝えする「再整備のポイント」を明らかにすることと、持続可能な事業とするために必要な検証をすることです。そのため、「甲府の人々に求められる内容となっているか」「安全や制度との整合の観点から問題がないか」「公園や道路の整備事業に反映可能か」「事業としてきちんと収支が合うか」などが重要な検証ポイントとなっています。

まちなかの他の活動との関係は?

「大好きな甲府の日常」を実現するためにも、まちなかで想いを持って取り組んでいる方々とぜひ連携していきたいと考えています。

APでは、これまでにもまちなかで活動を行っている様々な方々へのヒアリング・意見交換や、地域の関係各所との情報共有・連携を行ってきました。その中には、現在APメンバーやPJメンバーとして関わっている方もいます。

現在は、各プロジェクトの自走化・定常化を共に進めていただける方々、ビジョンに共感・応援いただける方々とぜひ連携したいと考えています

その他のご質問、ご不明点はお問合せフォームからお寄せください